パナマの民芸品モラの販売

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●モラについて

「モラ」とは パナマの、サンブラス諸島にすむ”クナ族”という、インディオの女性たちが作っている民族手芸です。(正確にはクナ族の女性がきている民族衣装(ブラウス)などに部分的に縫い込まれる飾り布の部分をモラというようです。)その、カラフルでエキゾチックな図柄は、まさしく美術品といえます。図柄も様々で、トラディッショナルなものから、動物や植物をあしらったものなどいろいろあり、私たちの目を魅了してやみません。 右はそのモラの一例です。

●どうやって作るの?

五枚くらいの色木綿布を何枚か重ね、切り込みを入れてあざやかな色のラインを出し、糸で丁寧にまつっていきます。色とりどりの動植物が黒や赤の布地の下に現れ、「モラ」ができあがります。「モラ」のデザインはクナ族の作る人の感覚の表現であり、また種族の信仰や、野生の植物や動物、を表したものです。 長い長い時間をかけて、丁寧に一針一針、クナ族の女性たちが、はりをさし、モラが完成します。

●過去の、ニューヨークタイムズ “美術コラム”より

サンブラス島のモラは新しい発見である。この骨の折れる作業で出来上がった、精巧なデザインの刺繍は、輝ける作品、いや、それ以上の物である。これら刺繍は、優れた伝統美術であり、中央、南アメリカのヒスパニック伝統文化の典型的な生活様式が度々描かれている…

クナ族は気持ちのよい友好的な人々で他の国の人々が訪れると子供たちは駆け寄って来て”メルギ!メルギ!”と言います。 ”外人”という意味です。彼らは握手をしたがります。辺りには男の人がほとんどいません。ほとんどの人は畑仕事に出かけています。

今日男性は普通洋服を着ていますが女性は今も赤いショールと袖の短いブラウスに膝まであるスカートという伝統的な服装を好んでいます。若い未婚の女性の中には髪を少し長く伸ばしている人もいますがクナ族の女性は大抵髪を短くしています。そして多くの装飾品を身に着けています。女性が家の全財産を身に着けていることも少なくありません。


サンブラス諸島はパナマの北東部に沿ってコロンビアとの国境に至るまで点在する約 350の小島から成る列島です。
それらの島にはクナ族のインディオ約5万人が住んでいます。それぞれの島は独自のザヒラ、つまりその共同体内の年長の男子によって構成される一種の地方議会により統治されています。